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2015年8月14日金曜日

順風満帆

これを、ジュンプウ・マンポと読むのだと思っていました。
今日は、告白です。
中学生くらいの頃までそう読むのだと、まったく疑いもしませんでした。

時は流れて40年。
この前の週末のことです。

夕食時に、高校生の倅と話をしていて、世界の覇権争いの話題になりました。
いま、アジアでは中国が支配欲をむき出しにしているし、中東ではIS(イスラミックステート)などが暴れています。
ヨーロッパといえば、EUで統一された感はあるものの、これが実はドイツによる強権支配だとフランスの評論家などは警告している状況です。

そこで、遠い昔に学んでみようということになり、私が「かつてオスマン・トルコは最大でどこまで版図を広げたか?」という問いを発しました。
(版図とは、「支配の及ぶ領土」という意味の用語です。)
思いっ切り上から目線での質問です。倅を試してやろうと。

そうしたら、倅は、「え?」と一瞬で固まりました。
そして、「ハンズって・・・。東急じゃないんだからさ。。。」とブツブツ言っています。
「それ重箱読みでしょ」

あちゃー! やってしまいました。

この歳になって、ほかならぬ倅に指摘されるまで、版図=ハンズと読んでいました。
いやー、お恥ずかしい!

音読みで統一するので、「版図=ハント」が正しい読み方ですよね。
これで、オスマン・トルコもヘチマもなくなってしまいました。

その昔、私は大学生の頃に「凍てつく」を「コオてつく」と読んで、友人にたしなめられたことを思い出しました。
慌ててそれを言ったら、倅からは、「その話はもう聞いた」と言われました。
いやはや。

皆さんも、重箱読みと湯桶読みにはくれぐれも気をつけましょう。

・・・などと、大いに間違った自分が偉そうに言えた義理ではないのですが。。。
今日は自虐ネタでした。


日本ジェノス株式会社
代表取締役  上野 善久

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