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2015年8月31日月曜日

好奇心の大切さ

私がこれまでに仕事やプライベート問わずに色々な素晴らしい諸先輩、その道の一流と言われ、ご活躍されている方々に出会う機会を頂きました。
そういったご活躍されている方々に共通して言えることは、
毎日分刻みのスケジュールで仕事をしている大変ハードな環境でクタクタに疲れているであろうに、男女問わず皆 多趣味で好奇心旺盛、活動的ということです。
週末になるとアウトドアで山に行ったり、サイクリングで遠出したり、中にはトライアスロンをしている人までいます。
(決して昔、体育会系でなく、文化系だった人のほうがその傾向あり)
あるいは子育てをしている女性でも家族でハイキング、スキーに出かけたり、パーティーやBBQなどを主催したり、料理は勿論ものすごくワインや、スポーツ、エンターテインメント系の話題にも詳しかったり、一体いつの間にそんな知識、情報を仕入れているのか不思議なくらいです。
そういう方々は、仕事に関係があるかないかだけでなく、やりたい事、知りたいことがあると好奇心を満たすため、すぐに自ら行動に移します。
たとえ趣味であっても、「できない理由」、「行けない理由」から「今は無理」などとせず、いくらでも時間を作り出して自ら行動しています。
その行動力が仕事にも通じているのでしょう。
趣味の世界を広げていくと新しい人間関係を築くことが出来ます。すぐにビジネスにつながることはそうは無いそうですが、新しいことへの刺激、緊張感、ドキドキ感が伴い、明らかに普段と違うタイプの人との出会い、違う会話の内容が沢山あり、その経験が目に見えないところで必ず生きるそうです。
就活生の皆さんこれから就職活動を経て社会に出て行かれるわけで、正直しばらくの間は新しく慣れない環境、忙しい毎日で余裕など全くない日々が続くかもしれませんが、好奇心と年齢は関係有りませんので、自分の人間性、仕事に幅を持たす意味でも、10年後、20年後も好奇心を持って視野広く行動して行く自分をイメージしてみて下さい。自身の人生を生き生きと豊かにしていけると思います。


ジェノスグループ株式会社
中央支店 営業部長 西村正哉

2015年8月28日金曜日

手塩にかけた・・・

 先日、取引先の料理屋さんでの出来事です。

年配の御婦人が仲居さんに「おてしょ」を頂けませんかと頼みました。

言われた仲居さんは何のことかわからず「はい」と答えたものの主人に
「“あてしょ? ”が欲しいと言っておられますが」と小声で救いを求めました。
主人は少し考えた後、黙って小さな小皿を渡し持って行くように指示しました。
お客様が帰られたあと、その話でひとしきり盛り上がりました。

 男性の中には「てしょ」などと呼ぶ方もおられますが、皆さんは「おてしょ」
という言葉を御存知ですか? 御存知ない!それではお話しますね。

「てしょ」とは小皿の事を指します。関西の方で多く使われた言葉らしく家庭で
食事の時など“醤油のてしょ取って”などと使います。
これは醤油用の小皿を取って欲しいという意味です。“あてしょ”と聞き違えた
仲居さんは全く知らない様子で真剣に聞いていました。 

 昔、まだ食文化が貧しかった頃、今のようにソース、ケチャップ、マヨネーズ
など無く、主な調味料としては塩しかありませんでした。
醤油は中国の魚醤などから伝わったいう説もありますが、米と米麹を使う酒造りの
醸造技術が発達向上してから、原料を大豆に変えてできる味噌や醤油が庶民の間に
普及し日本食文化が大きく発達した様です。

 当時、料理膳には必ず少量の塩を盛った小皿が付いて出され、客人は一人一人が
自分好みの味に調えてから食したそうです。関西料理や京料理がなるべく素材を
活かして、薄味に調理されるのもそんな理由だと伺いました。

そこからこの塩を盛った小皿を「てしお」とか「おてしお」と呼ぶようになり
いつしか器そのものを「手塩」から「てしお」そして「てしょ」と呼ぶ様にに変った
と思われます。大皿から各自が取り分ける為の銘々皿も「てしょ」と呼んでましたが
昨今こんな呼び方を知っておられる方が減ってしまったと嘆いておられました。
 ただ料理人の世界ではこの言葉はまだ使われており、三番さん(三番板前:主に
煮物を担当し煮方とも呼ばれる)が花板さん(料理長)に味見をお願いする際など
「てしょ願います」などと言うそうです。

 この様に「てしょ」は小皿のことを指しますが、元々は料理に添えられた「塩」
を使って、食べる人自身が手をかけ自分好みの味に仕上げる意味から「手塩にかけて
育てる」など、他人の手を借りずに自ら世話をする意味に使われる様になりました。

また塩は不浄のものを清める意味もあります。
料理屋さんの玄関先に塩を盛る景色を見ることがあると思いますが外での禍が
入らぬ様願う気持ちが込められます。

私達は何代にもわたり酒屋を家業とし信頼の看板を汚さぬ様まさに「手塩にかけて」
“のれん”を守ってきました。
そして現代に生き残れる企業に成るべく、ジェノスグループを立ち上げました。

私達の会社に流れる精神はこの「手塩にかけ育てる」こころです。
私達と一緒に手塩にかけ、皆さんから愛される会社に育て上げましょう。
若い皆さんの力が必要です。


株式会社宇佐見商店
代表取締役  宇佐見 透

2015年8月27日木曜日

“就活”に思うこと(その2)

 今年の2月だったか、同じタイトルで、就活の面接について「自分で考えて、自分の思いを込めて、自分の言葉で話しましょう」という主旨で掲載しました。
 今回は違った側面から大学生の“就活”について書いてみたいと思います。

 2013年9月、政府の要請を受けて、経団連が「採用選考に関する指針」を発表しました。2016年3月卒業予定者に対して企業の採用活動を今までより遅らせ、説明会開始を3年生の3月から、面接開始を4年生の8月からにするというもの。目的は、就活が学業の妨げにならないように。
 昔々、私が大学生の時も同じ様な事がありました。企業の“青田買い”に学生が呼応して学業が疎かになっていることが問題になり、就職協定(そんな呼び方だったと思います)なるものができました。「企業の採用活動(エントリー受付、説明会、面接)は4年生の10月1日から」というもの。その年は買い手市場だったこともあり、それは広く守られていたと記憶しています。実際に私が企業の説明会に足を運んだのも4年生の10月以後でした。
 しかし、4年生の9月まで就活に関することは全く何もしていないということではありませんでした。企業は、資料請求してきた学生に、自社のその大学の卒業生から連絡させ、社外で会う面談をさせていました。事実上の一次面接ですね。私も数人の先輩に会いました。企業側は「採用活動ではない。卒業生を通じて学生に自社の紹介をしているだけ」ということでした。
 さて、今の「採用選考に関する指針」はどうでしょうか。今日(8/26)の日経新聞にこんな記事がありました~~「7月中旬に4度目の面接(「指針」では8月から)を受けた大学4年生に、後刻、採用担当者から『あなたは合格しました』と電話があった。その学生が『合格とはどういう意味か』と尋ねたところ採用担当者は『経団連加盟企業だから“内定”とは言えない。採用基準を満たしたという意味です』と答えた」~~。因みに、7月までに行われるのは「面接」ではなく「面談」と言うらしい。やれやれです。就活生も困惑するでしょうね。「“合格”と“内定”は違うのかな?」、「“合格”と言ってくれた企業が第一希望だったら、もう就活しなくて大丈夫なのかな?」と。
 このような事は、大半の大学生にとって初めて対応を迫られる社会の「本音と建て前」「大人の事情」だと思います。また、その善悪は別にして、ある意味これが社会の常態だと思います。人によっては釈然としない気持ちになるかも知れません。でも、避けては通れません。社会に出るための登竜門だと思って、自分なりにポジティブに社会の本音と建て前や大人の事情を解釈しつつ後悔の無いよう就活に取り組んで下さい。

ジェノスグループ株式会社
営業本部 債権管理部長 村下 肇

2015年8月26日水曜日

豊かさとは何か

今年は戦後70年
政治、経済、世代の変化や考え方も大きく変わりつつある昨今だが、過去の歴史や
歩みを振り返る節目の年として捉えたい

かつて、若い時に読んだ本を読み返してみた。
岩波新書 暉峻淑子著の “豊かさとは何か”

日本は経済大国であるというが豊かな国ではないと著者は言う。
格差や不公正は拡大し、基本的人権さえ守られていない
何故なら経済力が国民の生活の豊かさには結びついていないからだと・・・

今から20年以上も前に書かれた書籍だが内容は色あせていないし
普遍的な問題意識とさえ言ってもいい。
経済規模や国際関係など、当然数字の違いや国別の変化は遂げているが
人間活動の本質や価値に対する課題は今でも何も変わっていない。
これからの日本や企業の進む方向は?
価値を高めるとはいったい何を変えて行けばいいのだろうか

話は変わるが
当社の経営理念のなかに「 人々の心の豊かさを高めます」というくだりがある。
豊かな社会を作り出すために一企業としての社会的な使命を考えてみると
その理念の、心の豊かさとは、何であろうか
物質的な豊かさは大切だが、それだけでなく精神的な豊かさを求める事。
その精神を取り戻す活動が当社のあるべき姿、追求する方向のような気がしてならない。

それは、お客様、社員、会社がそれぞれにWIN‐WINの関係を築くことで
また、そういう事を願う価値観が共有された職場を創ることで形成されていくのだと思う。
当社に携わるすべての人が理念の中の、豊かさに対する価値観を心に共有していけば
精神的な充実感をより一層高められ、生き甲斐に繋がって行くのでは・・・
豊かさとは自分の内にあるものでは・・・

生産性を高めてワークライフバランスを整える事も豊かさの獲得に繋がる
豊かな社会作りのためにも、個々の豊かな人生にも、そのような職場が求められる。

さて、就職活動も佳境を迎える学生の皆さん、ちょっと足を止めて振り返ってみては
豊かな人生の為の貴方の価値を、そして遣り甲斐につながる会社選びを


ジェノスグループ株式会社
顧問 齋藤宏彰

2015年8月25日火曜日

東高西低

こんにちは。
中央支店の鯉沼です。

朝晩も若干涼しくなってきて秋が近づいてきたなと感じます。
タイトルの東高西低ですが夏の高校野球甲子園大会の話です。
神奈川県代表東海大相模高校の優勝で幕を閉じた大会でしたが、
ベスト8の時点で東日本の高校が6校でした。
また、ベスト4に進出した高校は関東の高校が3校と東北の高校が1校で
全て東日本の高校になりました。
今年の大会は接戦が多くおもしろい試合が多かったのですが、特に印象に残っているのが智弁和歌山、天理、明徳義塾などの伝統校が1回戦で敗れてしまった事でした。
もちろん高校生ですからその年その年で選手が入れ替わるので毎年同じような強さを維持するのは大変なことだと思います。
それでも名将と呼ばれる監督は選手の持っている能力を最大限に発揮させ、
全国大会に出場し伝統校と呼ばれる学校に育ててきたんだと思います。
また、そういった学校が西日本に多いイメージを持っていました。
そんなイメージの中での東日本勢の躍進です。
そんな事を考えていた時に気になる記事がありました。
今大会に出場した高校の内1970年以降に生まれた45歳以下の監督が東日本が15人で
西日本の9人を大きく上回っているという内容でした。
それだけが躍進の理由ではないのでしょうが、その記事を読んだとき過去に受講した
マネージメント研修で講師の先生が仰っていた言葉を思い出しました。
「部下を指導・育成するときは部下の目線に立ち、
 二人三脚でゴール(目標)へ連れて行く」
という言葉です。
振り返ってみると最近では日々の業務に追われ、部下に伝えるではなく言うという事で
終わってしまっている自分だったように感じます。
そういった事を反省し先生の言葉を思い出させてくれた今回の大会と記事に
感謝したいと思いました。


ジェノスグループ株式会社
中央支店長 鯉沼 達矢

2015年8月24日月曜日

熱中症対策

そろそろ暑い夏の季節も終盤となります。
とは言っても、残暑も厳しく、外で活動する就活生の皆さんにとっては、
まだまだ安心できない日が続きそうですね 
色んな対策をして熱中症には十分に気を付けてください

そもそも熱中症とは?

熱中症とは気温があがることで汗をかき、体内の水分や塩分のバランスが
崩れて本来正常に機能するはずの体温調整が上手くいかなくなってしまう
状態のことを言います。

気温が高くなければ大丈夫と思われがちですが、気温が低くても湿度が高い
日は注意が必要です。
湿度が高い時には汗が蒸発しにくくなり、体温調節が上手くできなくなって
しまうのです。

熱中症にならないための予防策

まずは体調をしっかり整えましょう。
睡眠不足や風邪など、体調がすぐれない時の外出や運動は危険です。
また、風通しの良い涼しい格好や帽子を準備するなどしましょう。

そして一番重要なのが「ノドが渇いた」と感じる前に、こまめに水分を摂る。
渇きを感じた時には、すでに体は水分不足。ノドの渇きは体からのSOSなのです。

汗をかくことによって失われているのは水分だけではありません。

塩分も体外に出ていってしまっているので、補給は忘れずに行なって下さい

弊社では、ドライバーの塩分補給を補う為に 飴玉を事務所に用意して自由に
取れるようにしてあります。 朝、山盛りあった飴玉が夜には、キレイに
無くなってしまいます。どれだけ塩分が失われてるの~?(笑)って思います。

ただし、水分の取り過ぎは胃腸を弱めてしまい食欲不振になりがちです。
適度な水分補給を心掛け夏バテを起こさないよう注意してください



ジェノスグループ株式会社
城西支店 第一営業所 高橋 俊文

2015年8月21日金曜日

自己アピールと共同作業

来春に向けた就職活動はラストスパートに入ってきたようです。
対象の皆さまもその他活動中の皆さま方も健闘を願っております。
さて、何かの記事にありましたが昨今の採用選考方法には個人面接に加えて、グループでの共同作業やディスカッションを取り入れる企業が増えてきたとの報告がありました。実際に活動中の人たちに聞くと志望する企業では、選考の際にいくつかのグループに分かれて共通のテーマで話し合い、結論を導き出すことや、解決策を求められたとの話を聞きます。また丸1日かけて問題点を話し合い、グループごとに成果発表することを課す企業まであるとも聞きました。これはもう企業内研修のようだとも考えます。それだけ採用に関しても様々な角度からその人となりをじっくりと見たいことの表れでしょう。

今では学生生活の間もディスカッションやデイベートの機会も増えて、以前の学生のように集団の前では発言しにくい人や尻込みする人は少なくなっているように見えます。私たちの時代は個人面談が主流でせいぜい集団面接位でしたから、自分の主張がはっきりして声も大きく、弁もたって身振り手振りで意見を述べる人には感心したものでした。当時は自分の意見をはっきりと述べれることは優位なことであり、リーダーシップとはまさにその場を文字通りリードしていくことだと考え、重要な要素だと捉えていました。

現在はどうでしょうか。

今も本質的には変わらないのでしょうが、企業の置かれている状況には若干の変化があるように思えます。一人のヒーロー、リーダーでは乗り越えていけないことが多くあるようです。また様々な価値観を共有し取り込んでいかなければ企業運営が成り立っていかないことも事実です。人の話をよく聞ける、チームに話しやすい雰囲気を出せる、前進的な理論構成ができることなどは主張が強いことと比較しても決して劣らない要素になっていると考えます。
共同作業で重きを置くのは自己アピールすることよりは、チーム全員で課題に向かって解決策を見出すことに全力を発揮でき、メンバーをのらせることができる能力だと感じます。



ジェノス・ワイン・マーチャント株式会社
代表取締役社長  島田 明彦

2015年8月20日木曜日

積荷を制する者は、物流を制する 5

皆さん!元気ですか?
いや~暑いですね!! 物流の現場も暑さに負けず、熱く頑張っています!
この季節に欠かせない話題と言えば・・・そうです!高校野球甲子園です!!
地方大会を勝ち進み限られたチームのみ出場出来る甲子園!!
毎年様々な興奮と感動を届けてくれます。

仲間との話の中こんな話がありました。
【最近の出場校に?~商業・~工業・~宗教校が減ったよね】ん、ん~!
【変化球の球種増えたよね!タテスラ・スプリット・カットボール・その他】んん~!!
確かに・・!なんでだろう・・?ふっと考えさせられました。
冷静に考えて見れば、様々な事が高校野球の中で変化していることに気づきます。
特待生獲得の名門だけでなく、多様な状況の変化ですかね~!変化球の握り、投げ方の情報が簡単に収集できるよね~今は!
少子高齢化が進み学生を集めることも困難な状況下、様々な工夫や取組をしているではありませんか!
①スポーツ学科の設立
②設備(マシンや照明)や環境(室内球場・合宿所)                                                              
③指導・教育
④体感・マッサージ・身体ケア・イメージトレーニング
⑤戦略(作戦・分析・攻略)
解説者やアナウンサーの実況や熱闘甲子園(番組)の中からも様々な事が変化している情報が得られます。
こういった視点・角度から見ることも楽しいかも!!
学校の取組、支援者のサポート、指導者、があって選手たちは野球に打ち込めていると少し感じました。

勿論、変わらないこともあると思います。
伝統を守り、努力する事!
どんな状況でも最後まで諦めない精神、チームを信じ繋げる心!
流した汗と悔しい涙を糧にたどり着いた舞台、熱くなりますね!

高校球児達に負けられません! 
ビジネス・仕事に置き換えても、多様な環境の変化や市場の変化が起きます。
私自身も、常にアンテナを張り情報を分析し行動出来るよう、頭はクールに!心は熱く!
様々な変化に対応し、部下や社員を成長させられればと思います。
                                 

ジェノスグループ株式会社
物流本部長 塚越 穣

2015年8月19日水曜日

決めるとは?

皆さん物事を決めるときには「よく考えて決めなさい」と、親や先生、先輩から言われたことと思います。自分が本当にやりたいこと、方針、はたまた自分の進むべき道等々、自分の将来を大きく左右する問題ならやはりよく考えてみたいですよね。そういう意味では 「よく考えてから決める」というのは決して間違いではないし、悪いことでもありません。

さてそれでは「よく考えて」というのは何をどの位考えることなのでしょう。1時間?1日間?1週間?1ヶ月間?もしかして1年間? そうですよね、決める内容によってその 期間は変わってくるのでしょう。だからどれが絶対に正解なんてありません。

ただ 中には、何でもかんでも必要以上に考え込んでしまう人が結構います。そして行動が遅れてしまう、ひどい時は行動しない、或いはせっかく行動したのに結果が芳しくない。 モノにはタイミングというものがあって、このチャンスを逃すといくら上手にやっても うまくいかないことがあります。例えばどこの学校を受験するのか?これをずっと考えていたら肝心の試験勉強に遅れが出ます。また彼女(彼氏)と付き合うか付き合わないか?ずっと考えていたら、多分別の人に取られちゃいますよね。

決めるとは決断することですから、ある程度の覚悟がいります。これが正直気持ち悪いのです。できれば決めない方が気が楽です。ただ段々年を取り社内での役職が上がってくればくるほど、大きくて責任のある問題について決めていかねばならなくなります。しかもできるだけスピーディーにです。「会社のトップの仕事は決断することだ」と言っても過言ではありません。とは言っても決めたことが必ずしも正しい決断とは限りません。その見極めも極力早くすべきで、間違えていたと判断したなら即刻修正していくことが大切だと思います。

そこで「よく考えてから決める」という方法ともう一つ「決めてから考える」という二通りを上手に使い分けたらどうでしょうか? 皆さんも考えることが重要だと思い過ぎて決められない人にはならないでください。ほどほどによく考え、できるだけ早めに決めてそして行動に移していくということを若いうちから身につけることをお勧めします。



ジェノスグループ株式会社
代表取締役会長  伊藤 哲也

2015年8月18日火曜日

テロワールにこだわりたい

以前、フランス・ボルドーのオー・メドック地区にあるワイナリーの経営に携わっておりました。
そのワイナリーはメルローという品種が中心ですが、62haを有するクリュ・ブルジョア・クラッセで、300年以上の歴史がある、私にとって愛着の深い場所です。

葡萄の樹は、その地のテロワール(※風土や地質・気候等)によって特有の生育を果たし、栽培の適齢期を早めたり、高いポテンシャルを長く維持することができたりします。
長い年月を経て疲弊したり老化した樹は、引抜いて改植し、幼樹から丁寧に育て直さなければなりません。
テロワール次第で、弱々しかった幼樹が力強いワインを産み出す成樹となり、樹齢とともにその資質を高めていくのです。

これは、企業にもあてはまることで、より良い風土と環境を有した企業は、社員の成長を新入社員から後押しできますし、自ずから社員のスキルとキャリアを伸張させることが適いやすいですよね?

当社もそうしたテロワールにこだわった社業運営を進めていきたいと常に考えております。そして、その一環として、本年度からインターンシップの受入れも開始しました。
盛夏の現在、インターンシップ生も様々な酒類流通業務を学ばれています。
昨年~今年と当社に入られた新入社員も、今ではすっかり一人前の戦力を身に付けつつあります。心強い限りです。
公私共に成長が実感できる企業人になっていただくため、学ぶ場や視る機会をどんどん与えていきます。

さて、就職を目前にされていらっしゃる皆さんは、企業人としてどのように成長していきたいですか?
テロワールにこだわった企業に目を向けてみてはいかがでしょうか? 


ジェノスグループ株式会社

代表取締役社長 清水隆義

2015年8月17日月曜日

思いやり、倫理道徳


 ・朋友の信 友だちはお互いに信じ合って付き合いましょう
 ・謙遜    自分の言動を慎みましょう
 ・修学習業 勉学に励み職業を身につけましょう
 ・智能啓発 知識を養い才能を伸ばしましょう
 ・徳器成就 人格の向上につとめましょう
 ・公益世務 広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう

 ~教育勅語 12の徳目から抜粋~

戦前の日本で教えられていたことです。
現代でも教育勅語は見たことはなくても、学校やご家庭で、よくいわれることが書かれています。


1.加速度的なスピードで変化も多い現代にいると、自分のことで精いっぱいになりがちです。
  でも、そこには一緒に働く仲間がいます。
  お互い、相手のことを少し思いやるだけで、学生生活も新社会人生活も、環境が変わるかも
  しれません。


2.現代は分からないことがあってもネットを使えば簡単に調べられます。
  あるいは何かの事象に対して、他人の意見や、発想を知る事もできます。
  納得することもあるでしょうし、学ぶこともあると思います。
  しかし大事なことは、あなたがどう思うか、どう感じるかです。
  そうした情報の渦に巻き込まれて、いつしか他人の意見や価値観が自分のものと錯覚を
  起こしてしまうことは残念なことです。
  こうした先人の教えにあるとおり、時には、倫理道徳や自分自身のあり方に思いを巡らせて
  みるのも良いのではないでしょうか。



日本ジェノス株式会社
総務部  添田順一郎

2015年8月14日金曜日

順風満帆

これを、ジュンプウ・マンポと読むのだと思っていました。
今日は、告白です。
中学生くらいの頃までそう読むのだと、まったく疑いもしませんでした。

時は流れて40年。
この前の週末のことです。

夕食時に、高校生の倅と話をしていて、世界の覇権争いの話題になりました。
いま、アジアでは中国が支配欲をむき出しにしているし、中東ではIS(イスラミックステート)などが暴れています。
ヨーロッパといえば、EUで統一された感はあるものの、これが実はドイツによる強権支配だとフランスの評論家などは警告している状況です。

そこで、遠い昔に学んでみようということになり、私が「かつてオスマン・トルコは最大でどこまで版図を広げたか?」という問いを発しました。
(版図とは、「支配の及ぶ領土」という意味の用語です。)
思いっ切り上から目線での質問です。倅を試してやろうと。

そうしたら、倅は、「え?」と一瞬で固まりました。
そして、「ハンズって・・・。東急じゃないんだからさ。。。」とブツブツ言っています。
「それ重箱読みでしょ」

あちゃー! やってしまいました。

この歳になって、ほかならぬ倅に指摘されるまで、版図=ハンズと読んでいました。
いやー、お恥ずかしい!

音読みで統一するので、「版図=ハント」が正しい読み方ですよね。
これで、オスマン・トルコもヘチマもなくなってしまいました。

その昔、私は大学生の頃に「凍てつく」を「コオてつく」と読んで、友人にたしなめられたことを思い出しました。
慌ててそれを言ったら、倅からは、「その話はもう聞いた」と言われました。
いやはや。

皆さんも、重箱読みと湯桶読みにはくれぐれも気をつけましょう。

・・・などと、大いに間違った自分が偉そうに言えた義理ではないのですが。。。
今日は自虐ネタでした。


日本ジェノス株式会社
代表取締役  上野 善久

2015年8月13日木曜日

萩本欽一「人生っていうのは自分が何になりたいかじゃない。だれに必要とされているかなんだ」

ちょっとだけ自分の仕事のことを振り返ってみると、わりあいうまくいったことも多かったんじゃないかな
それはなぜだろうって考えたら1つ答えが見つかりました

それは、あんまり好きじゃなかったから
僕、子どもの頃から映画で見ていたチャップリンさんは大好きだったけど、コメディ自体が好きで
この世界に入ったわけじゃないんですよね
華やかな世界というのもどちらかというと苦手だった

じゃあなぜこの世界にやってきたかというとただただ貧乏から抜けだしたかっただけ
借金取りに頭を下げている母親がかわいそうで、家を建ててあげたかっただけ

「笑い」に心の底から惚れていたわけじゃない
でもかえってそれがよかったんだと思います
浅草の劇場でのお芝居も、テレビの仕事もラジオの仕事も、最初は「不得意だな~」という地点から始まったの
でも、真剣にやっていると「ぜ~んぜんいやじゃないな」になってくる
少しずつ、苦手なことができるようになってくるんですよね

逆に言うと、人っていやなことをやっていないと進歩がない
運の神様は、もがき苦しみながら不得意なものに取り組んでいる人にやさしいみたい
僕の場合も苦手なことのなかに、運は落ちていました

なんの仕事でも同じじゃないかな
難関を突破して憧れの会社に入っても始めは会議のための資料コピーとかお茶の用意を命じられたりしません?
でも、そこで「こんな雑用をするためにこの会社に入ったんじゃない」なんて思うと、運の到達は遅れます

無駄なことをするのをいやがらないかどうかこれでその人の将来がわかっちゃう

「いやだな」と思う人はたとえその会社で偉くなっても「なんでもっと上の地位じゃないんだ」と思うんじゃないかな
「いやじゃないな」と思う人はどんなことでもいやがらず積極的に取り組むのでどんどん仕事ができるようになる
そのときの損、得じゃなくて自分の目の前にやってきたことを精いっぱいこなしていく人に、運は近づいてくるんです

萩本欽一著『続・ダメなときほど運はたまる』廣済堂新書より




 この文書と出会って自分が普段いかに無駄な力をいれていたのか痛感しました。
私の物事の判断プロセスは①自分がいかにやりたいか、②本当にできるのか、③それは役に立つことなのか、の順番です。
「やりたい」という気持ちが一番大切だと考えてきました。したがって必要以上に「やりたい度」を自分で高め空回りすることも多かったと反省させられました。だんだん力が入ってきて、自分のなかで「やりたい度」が高まり「できる」と錯覚し「役に立つ」と想い込んでいたようです。

 大切なことは3つの要素がバランスよく絡まることであり、そうすることで道は開けるものなのですね!


ジェノスグループ株式会社
副会長   田邉辰雄


2015年8月12日水曜日

社会人の基本 『あいさつ』

コミュニケーションの第一歩はあいさつからです。
社内の人に対しても社外の人に対しても、明るく気持ちのいいあいさつをすることが円滑に仕事を進めるコツです。
社内では、声を掛け合うことで一緒に働く仲間としての一体感が生まれたり、声を出すことで自分自身を元気にする効果があります。
社会人のキホンである「あいさつ」を今一度振り返って、気持ちよいあいさつができるようにしてみませんか。

出社したら「おはようございます」、退社する時に「お疲れ様でした」「お先に失礼します」明るく大きな声でしましょう。

10時半頃からは「お疲れさまです」に切り替えるのが一般的です。
就業途中で廊下やトイレなどですれ違うときにも、基本は「お疲れさまです」です。

外出時に「いってらっしゃい」と声を掛けてもらうのは、嬉しいですし元気が出ます。
帰って来た際は「おかえりなさい」と声を掛けてもらえると、疲れも一気に吹き飛ぶでしょう。
声をかけてもらった際は「行ってきます」「ただいま」と応えましょう。

新入社員や異動で新たに加わった社員、パート・アルバイト、派遣社員など部署が違うとわからないことがあるかもしれません。声がけ程度のあいさつは、大人のマナーとして行いましょう。

毎日、お互いに声を掛け合うことでだんだん心の距離が短くなります。
一緒に働く楽しさを、一声で共有できるのですから、使わない手はありません。

ジェノスグループ株式会社
取締役 田邉英雄

2015年8月11日火曜日

就職活動中の皆様

日々、耐えきれないような暑さの中での就職活動お疲れ様です。
活動に際して、色々な経験をされているのではないでしょうか? 

ある本の一説にこんなくだりがありました・・・

「世の中には天才、秀才と言われる人たちがいるものだが、それはごく稀である。総じて鈍才なのだ。
 プロは、はじめからプロではない。プロは全員はじめはアマチュアなのだ。
 プロフェッショナルは、辛いこと、苦しいこと、嫌な事に耐え得るエネルギーを持っているから、好きな事をできる人であり、アマチュアは、この「辛」「苦」「嫌」を避けてしまうから、好きなことが出来なくなってしまうのであろう。
 これにくわえて、スポーツ界でいわれるイメージトレーニングを取り入れて、自分の頭の中で、こんな素晴らしい物ができると自己暗示をかけて取り組んでいけばいい。」 

好きな事をやり続けるには、避けてはいけないことがあるのですね。

また、私の経験では、嫌な事でもやり続けること、繰り返すことで嫌でなくなることが多くありました。
食わず嫌いみたいなこともあるのでしょうか?
そして、嫌だったことの方が、楽しく振り返れる事が多いとも思います。

嫌な事などあまり多く考えず、良いイメージを持って活動してください。


ジェノスグループ株式会社
営業本部 販売推進部 副部長 清水 耕太郎

2015年8月7日金曜日

羽生善治名人

将棋を知らない人もこの人の名前はご存じでしょう。彼のことを少し紹介します。
彼は間もなく45歳、ほぼ私と近い年齢ですが、中学3年生で奨励会(プロ養成機関)を突破しプロ棋士になり、そのわずか4年後の19歳で、名人位と並ぶビッグタイトル、竜王位を獲得する。その後今に至るまで、30年間タイトルを保持し続けている。特に1996年には、史上初となる棋界全7タイトルを手にするという怪物ぶり。
そして、現在も名人位を含む4つのタイトルを堅持している。
将棋というゲームは、記憶力、柔軟性、発想力、計算力(回転力)等、脳の能力が求められ、また、深夜に及ぶ対局もあり、2日間の対局もあり、精神力とともに体力も求められる、大変ハードな競技。年齢的なピークは30歳代半ばくらい(私見)、スポーツ選手と同じですね。
10代、20代の若手は常に新しい発想と柔軟な頭脳、有り余る体力で臨んでくるため、 また近年の将棋は研究が進み、序盤の少しの差がそのまま勝敗につながることが多く、日々進化する膨大な情報を記憶することが求められ、若手棋士に有利な環境となっている。従って年齢を重ねるにつれて勝率が下がってくることが通例であるが、彼の生涯勝率は7割2分1厘(これはほとんど勝っているということ、10回に2回しか負けない)。40代半ばの現在も過密なスケジュールの中、高勝率を上げ続けている。まさに将棋界の奇跡という存在。
そんな彼の文献の中、特に40歳を越えてからの理論に興味を引くものがありましたので紹介します。「年齢的な頭脳の衰えは、経験でカバーできるということ。わかり易くいうと、「大局観」(これは、戦略といえますか)を養うことで、手の選択肢を絞る(捨てる手を経験的に判断する)ことができ、勝つための最善手(戦術といえますか)を選ぶ可能性を高められるということ。」つまり、経験を栄養としてさらに進化しているということ。どこまで強くなるのでしょうか。
経験とは貴重なものであり、年齢とともに積み重なっていくもの。それを求められる状況に応じて、最適な形で取り出し、戦略を立て、戦術(施策)を実行すること。
これは、実社会において、リーダーと呼ばれる立場にいる人たちにまさに求められる働き方であり、局面局面で最善手を選ぶことでチームを正しい方向に導いていくことができるのだと思う。私もこうありたいと思いますが、実行は難しいですね。個々のチームにおいて、リーダーの経験値とメンバーである若手社員の柔軟な発想と勢いが一つになったとき、その集合体である企業は理想的な戦う集団になるのでしょう。
若手社員(これから当社で働こうという方々も)はどんどん、成功体験、失敗体験を経験して、引出しを増やし、勝利へ導けるリーダーを目指しましょう。そのチャレンジを応援する社風が当社にはあります。
今週の日曜日NHK将棋トーナメントに、羽生4冠が登場します。  

ジェノスグループ株式会社
営業本部 新事業開発部長 井上 詩朗

2015年8月6日木曜日

終末好き?

猛暑が続く毎日、皆さま如何お過ごしでしょうか。
二酸化炭素が原因で地球温暖化(しかし温暖化ってなんだか良いことに聞こえませんか)が進んでいると言われていますが、私が小学生の頃には二酸化炭素が原因で気温がさがり氷河期が来るという今と逆の未来予測もあったように記憶しています。

1970年代、小松左京の「日本沈没」がベストセラーになり、ノストラダムスの大予言、太陽系の惑星が一列に並ぶ惑星大直列や惑星が十字を描くグランドクロス、地軸が逆転するポールシフトなどなど様々な滅亡説がありました。

それは現代だけのお話しではなく、終末思想って聖書に描かれたハルマゲドンのようにいつの時代にも繰り返されてきたことなんですよね。でもそれは完全なる滅亡ではなくノアの方舟のように、今の間違った世の中は一度リセットして正しい世の中がくる、その時私とその家族は正しい行いをしているので生き残り次の世界へ進むんだとう、ペシミストの私からすればうらやましい限りの自信に満ちた考え方だと思います。

「根拠のない自信が一番大事なんだ」という中崎たつやの漫画にありました。何があっても大丈夫という根拠のない自信を持って前向きに歩んでいきたい今日この頃の私です。

                             日本ジェノス株式会社
                           総務部  河村 行彦
  

2015年8月3日月曜日

裏方の仕事

私たちの仕事は飲食店様の営業を表舞台とするならば裏方にあたります。
だからこそ、私達が関わるお客様がご盛業される事は何より嬉しい事です。 

そんな裏方ならではの楽しみをご紹介致します。

営業では
飲食店オーナー様と共に新しいお店の業態開発やメニュー開発に関わり、完成した時は
まさに、快感!!です。
思い入れの店があればあるほど、毎日が楽しく過ごせます。

物流では
開園前の誰もいない遊園地やプールに納品に行くと何だか楽しい気持ちになります。
代々木公園やお台場のイベントに行った際は芸能人に会えたりします。
開業前の商業施設に行けば得した気持ちになりますし、日本一高い電波塔にも登れます。

この時期ならではですが、冷たい飲みものを頂いた時の喜びは何とも言えません。

あとは何と言ってもお客様から「いつもありがとう」の一言。
これは職種問わず、本当に嬉しいですね。                                 

ジェノスグループ株式会社
城西支店長   山口喜也