「この地上にあるもので大学ほど美しいものはないであろう。大学は無知を憎む人々が知ることに努め、真理を知っている人々が、他の人々の眼を開かせようと努める場であるからである」
すばらしい言葉ですね。
大学生の皆さん、学業の方はおろそかになってはいませんか。大丈夫でしょうか。
実は、人事の仕事を２０年近くやっていると、せっかく内定を勝ち取ったのに、単位が足りなくて留年・・・なんていう場面に出くわしたりするのです。
内定式で配属先の先輩とすっかり打ち解けて、その先輩も４月からしっかり教えてやるぞ、と意気込んでいたのに撃沈です。
とはいえ、先輩社員はあくまで他人です。
親御さんはもっと悲惨です。せっかく入社が決まっていた会社に入れないどころか、迷惑をかけてしまったという罪悪感から、わざわざ来訪されて平身低頭のお詫びです。
就職は自分で決める、と意気込むのも良いのですが、実は自分が見えないところではそうした色々な人が既に関わっているんですね。
そういう人たちの希望を落胆に変えないためにも、本業にしっかり打ち込みましょう。
え？まだ内定がない？
当たり前です。
まだ社会に出てもいないのに、世間のあまたの職業の中から「これが天職だ」と決めて、その会社にアタックして内定を勝ち取るという、とてつもなくパワーがかかる事をたかだか１～２年で出来るわけがないんです。
いいじゃないですか。不合格を繰り返しながら、自分を見つめなおして、視野を広げていく・・・早々に内定を取った人たちにはない貴重な経験です。
就職活動に疲れて、目標を見失っている方もいることと思います。
もう一度、これまでの自分の行動を振り返ってみて、何が足りなかったのか点検してみましょう。
自分が見たくない部分も全て含めて、自分を今一度見つめなおしてみましょう。
面接では何を聞かれて、どう答えたか、全て書き出してみましょう。それを続けてみましょう。
きっと、その中に改善するべき答えはあるはずです。
やり続けている限り、必ず挽回のチャンスは巡ってきます。
頑張って下さい。
最後に、、学業も忘れずに、頑張りましょう。
日本ジェノス株式会社 総務部 添田
