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2015年6月25日木曜日

キレそうになる時こそ冷静に

先日皆さんと同年代の方と話しをしていた時のことです。
彼は飲食店の仕事先で、先輩にキレて思わず言ってしまったそうです。
とても混んでいる週末にドリンクがなかなか出ない。あちらこちらのお客様から苦情が出てきて、それをカウンターで作っている年長社員に告げると「今作っている、待ってもらえ」別の人間からも言われると「わかっている、見ればわかるだろう、やっている」との返事。何度目かのお客さんの苦情に、ついにキレて彼は、「おい、苦情を聞くのは俺たちだ、あんたはそこでやっているといえばいいが、頭を下げるのはこっちだ。そもそも作るのが遅いんだ、代われ、俺が作った方が3倍速い!」

実際に交代して、その場を無事に終えたとのことですが、それ以来二人の関係がとても悪くなったとのことです。彼は他のみんなの為にも自分が言うべきだったと考えていて、その先輩が悪いのだと考えています。

どうでしょうか。

それぞれの能力の問題ともいえるし、日常に似たようなケースは多いのではと思います。でもはっきり言えることがあります。
  彼はその時キレたと認識していることです。キレて言った発言に説得力はありません。
 言われた方は先輩であれ、後輩であれ、同僚であれ、キレて言われたことによって
 内容よりその態度や声のみが印象に残るものです。熱血とは違います。

  頭に血が上ったときは、いったん席を外して空気を吸ってこの状況をどうしたらよい か少しでも冷静に考えられるようになって発言すべきです。

 「最近の若い人は良く切れる」と耳にします。でも昔からそうです。
若気の至りで人間関係をこじらせるより周囲への影響も考え極力冷静になれる自分であるよう心がけましょう。
良くわかっている方には失礼しました。

以上

 
ジェノス・ワイン・マーチャント
島田 明彦

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