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2015年5月22日金曜日

ちょっといい話

ゴールデンウィークも終わって五月も半ば、巷は母の日のイベントで一盛上がりをして終わりました。
ところで母の日の市場規模がクリスマスの市場の金額より大きいって知ってましたか?
贈られる側の多くは団塊の世代で今や60代半ばです。
贈る側の団塊ジュニアの世代は経済的にもゆとりができ、人口ピラミッドを見ると、共に人口が多い事や、クリスマスよりも1人当りの贈り物に使う金額が多い事も市場の規模を大きくしている原因だと言われています。
昔と違い、お花をプレゼントするのは全体の約半分ぐらいだそうです。

今や少子化の中で対象人口が少ないクリスマスの市場は縮小している様です。

これからの贈答市場はお中元、お歳暮などの決まった行事より個々のライフスタイルを中心に変わりつつ在るようです。
イベント行事の多様化や個性化が進み、贈る日や相手がまちまちで小さな市場でも年中行事になって行きそうです。

先日、当社でこんな事が在りました。
4月入社から一ヶ月以上が過ぎて初めての給料日がやって来ました。
新入社員のA君が上司に相談してウイスキーを社員価格で欲しいと言っています。
話しを聴くと初めてもらった給料で父親にウイスキーをプレゼントするそうです。

なんだか微笑ましく、とてもいい気分になりました。

気持ちを表現するプレゼントには贈り手の言葉が隠れています。
今までの感謝の気持ちをうまく表現できなかったりしてもウイスキーが代わりに言ってくれます。
あとで聴いたら、親父さんの顔も満更ではなかったようです。
社会人になった息子と一緒に呑みたかったのかも・・・

私も息子と一緒に一杯呑みたくなりました。
就活生のみなさんも最初の給料は親御さんに何かの心を贈ってみては!
プレゼントが響きあうちょっといい話でした。

ジェノスグループ株式会社
顧問  齋藤 宏彰

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