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2016年3月3日木曜日

約束


総務省が発表した昨年の国勢調査によると、日本の総人口は12711万人で、5年前の調査から約95万人、減少したそうです。
人口が減ったのは1920年の調査開始以来、初めてとのことです。
首都圏の4都県で全国の4分の1以上を占め東京圏の集中がより鮮明になってきています
一方、地方では過疎化が進み、日本全体の人口構造の変化が今後の経済や政治に大きな変革をもたらすと思います。

例えば、衆議院小選挙区の「一票の格差」は最大で2.334倍となり前回調査の1.998倍を上回り、2倍を再び超えてしまいました。
先日の国会でも議論になっていますが、思えば前回の衆議院の解散時のことが目に浮かびます。当時野党だった自民党の安倍党首と民主党の野田首相との党首討論の中での約束で解散が決まり、その後の選挙で自民党圧勝、民主党大敗の与野党大逆転が起こったのです。その約束が議員定数の削減だったのに未だに結論に至ってないどころか
5年後の国勢調査の結果を視て決めようとする案まで出ている始末です。

日々の変化が益々激しく早くなって来ている現代でなんとも、まー呑気な連中です
そもそも、議員定数の削減を議員が決めるという、自らの首を自らが切るという事が
出来るのでしょうか?
思うに、5年毎に国勢調査を行っているのだから議員定数の決定などはそれに基づき
議員に任せず最高裁判所が決めるというぐらいの事でもしなければ日本は変われないと思います。

皆さんはどう思いますか?
就職活動の中でも、将来社会人として生きていく上でも自分の意思や考えをきちんと主張し約束は必ず守るという事が最も大切ですし、自己変革が成長の要諦ではないでしょうか


  
                              ジェノスグループ ㈱

                                                          顧問 齋藤宏彰

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