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2016年3月28日月曜日

ロンドンのカンガルー

最近のロンドンでは、カンガルーが食事の配達をしているという。

もちろん本物ではない。カンガルーのロゴを付けたベンチャー企業 「デリバルー」の配達員たちが市内を飛び跳ねているらしい。

このサービスを要約すると「出前の代行」だ。デリバルーは広くレストランと提携して個人宅やオフィスに食事を届けるという。
 注文は専用のウェブサイトで行い、客は数あるレストランとメニューから好きな品を自由に選ぶことが出来る。気になる手数料はレストランと注文主がシェアして支払がなされレストラン側には過大な負荷が掛からない。
 
なかなか面白いサービスだと思う。特に高齢化が進む日本では、一定の需要が見込めるだろう。自宅で高級レストランの料理や割烹料理が食べられる・・・否、もっと安価で色々なメニューが選択できる・・・そんな時代がやってくるかもしれない。

 足の不自由な高齢者にとって福音とも思える話だが、こんなサービスが(仮に安価に)普及したら世の奥様方は食事を作るのだろうか??女性が男性の胃袋をつかむ時代は終わり、更に晩婚化が進むのか??・・・日本にとって、それは福音?? 
 
将来、緻密にカロリー計算された「美味い食事」を「安価」に且つ「何時でも」「何処でも」選択・享受できる時代が来るとすると、「おふくろの味」は淘汰されるかもしれない。
そんなことを思った。

日本ジェノス株式会社
経理部長  荘司享利

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