このブログを検索

2015年4月7日火曜日

前に足を動かし続けよう!

 「人生は選択の連続である」との言われ方もしますし、自分自身も日々の生活、仕事など、つたないキャリアの中ですが、様々な選択が必要な場面に出会ってきました。
 皆さんもこれから、職種・企業を選ぶにあたり、必ず遭遇する場面があると思います。(もう経験済みの方もいるでしょうか)
 また、いずれ社会に出て会社でも、日々の生活の中でも、必ずやそういう場面があるでしょう。
 どうすれば良いか?一つの考え方、あくまでも参考として、大分昔になりますが、私自身が受けたアドバイスをもとに話をさせてもらいます。

 目の前の道が二つに分かれた時、どちらの道を選ぶのか? その時点では「絶対的正解」というものはありません。それが判明するのは未来のことです。
 だからこそ、選択するに際し、「もし自分の選んだ答えが不正解だったら・・・」と不安を覚えるでしょう。
 その迷いや不安で躊躇し決断が難しいこともあるでしょうが、一番いけないのはその場で立ち止まってしまうことです。

 「ビュリダンのロバ」という有名な例え話があるそうです。14世紀のフランスの哲学者ジャン・ビュリダンが自由意思の問題を解くために提示した例え話で、
 あるとき、一頭のロバが道を歩いている時、目の前の道が、左右二つに分かれていました。どちらの道の先の方にも、ほぼ同じ距離に同じ位の量の干し草が置いてあるのが見えました。どちらを選ぼうか、近いほうか、量の多い方か、迷っているうちに、とうとうロバは餓死してしまった・・・

 この例えは十分な選択肢が目の前にあるにも関わらず、何らかの理由をつけて行動しないで決断しないと、右も左も閉ざされてしまい両方のチャンスが消えてしまうことを表しています。

 予測なんて誰も確かなものは出来ないし、いたずらに迷っていても何も解決しません。
 大事なのは、決断して行動を起こすことです。
 日々の小さいことだけでなく、引き返すことが難しい大きな分かれ道もあるでしょう。ただし、どちらの道を選んだとしても、自分の選択に自信を持って、行動に移し、その道をまっすぐ確実に積極的に歩き始めることが大事です。
 皆さん一人一人が、様々な進路選択、決断をされると思いますが、そういった状況を経て、お会いする機会が持てます様に、楽しみにさせて頂きます。



ジェノスグループ株式会社
城西支店長  西村 正哉

0 件のコメント:

コメントを投稿