このブログを検索

2015年1月16日金曜日

夢を持つ


私が幼い頃は、まだ高度経済成長の始まったころで一般の家庭ではカラーテレビなど無く、エアコン、洗濯機、等ほとんどの家では珍しかった時代でした。

その頃、乗り物が好きで自動車にとても興味を持っていて将来の夢はタクシーの運転手になることでした。それは毎日、好きな車の運転が出来てずーと乗っていられるという単純な希望からだったと思います。
まだマイカー時代が到来する前で、車を持っている家庭は珍しく人々の憧れでした。

その後、成長につれて車に対する憧れは薄れ、タクシーの運転手にならなくても乗れるし、車の運転は日常生活の一部になっていきました。
中学、高校時代には同じ乗り物でも自家用セスナ機で日本中の空を飛んでみたいという只々漠然とした夢に変わったり、ゴルフに興味を持って将来プロゴルファーになりたいと思ったりと、コロコロと変わったように思います。

成人して社会人になってからは、どちらかと云うと仕事中心で会社の理念とか、大きな会社にしたいとか現実的な夢で、目標とも言えるものに変ってきたように思います。

今では自分の事より、息子と一緒に酒を呑めるようになりたいとか、社員さん達と夢の共有をしたいとか、他者との関係の中で一緒に喜び合えるような夢へといろいろと変わってきています。齢ですかねー

振り返ってみると幼い頃、青春時代、成年、中年、晩年と時代と共に夢は変ってきましたが、夢があるからそれぞれの時代の中で、充実感や生きがい、やりがいを感じて生きて来られたのだと思います。

私が得た教訓は、“人生の課題はその時その時代で生きる覚悟を学び続けること”だと思っています

夢を持って何かを目指して生きる事は、仕事も人生も楽しくします。

ジェノスグループ株式会社
顧問  齋藤宏彰
 

0 件のコメント:

コメントを投稿