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2015年12月3日木曜日

出会いは必然?

私の幼馴染みにKという男がいて、40代半ばながら、彼は既にすっかり禿げ上がってしまっている。(私も人のことは言えないのだが)40年来の友人で、子供の頃は剣道のライバルであった。同じ中学の剣道部では、彼が先鋒をつとめ、私が大将。とても良いチームだった。Kとは今も交流が続いていて、竹刀をゴルフクラブに持ち換え、年に数度のラウンドを楽しんでいる。
少々前のことになるが、夏休みに私は秋田の叔父を数年ぶりに家族で訪ねた。秋田までは600キロはあるので、運転手の私としてはかなりつらい。しかし数年ぶりに叔父の顔を見て、自然に囲まれて数日過ごすと、心身ともにすっかりリフレッシュすることができた。
帰り道は東北自動車道ではなく、日本海側から帰ろうとふと思いつき、帰路についた。山形の鶴岡で大きな花火大会があるというので、場合によってはそれを家族で楽しんでから帰ろう、という腹づもりもあった。

帰路は順調に進んだが、山形に入る辺りで、大きなトレーラーがノロノロと走っていて難儀した。ようやく、トレーラーが登坂車線に入ったので追い抜こうと前に出ていくと、見覚えある車を発見する。運転席からはみ出す、後ろ頭(禿げ頭)がそれを確実なものにした。驚いて電話をすると、やはりそうだった。その車はKの車だったのだ!偶然は必然。出会いは運命。ドラマなら、確実に恋が始まるやつだ。500キロ以上離れた場所で赤い糸に導かれるように再会する二人。Kは、Kの妻の実家の秋田に帰省していたのだという。二人は出会った運命を祝し、2家族で仲良く花火を見た。それはそれは、美しい花火だった。この出会いがあろうとなかろうと、おそらく彼とは生涯の友であるだろう。しかし、運命の出会いというのは、確実にあると私は思う。就活中の皆さんも粘り強く活動をしていれば、必ず運命の会社と出会えるはずだ。天職といえる仕事に巡り会うチャンスがある。それが弊社だと、とても嬉しい限りである。


ジェノスグループ株式会社

営業本部 H&R開発部長  石川 義英

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