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2015年7月10日金曜日

立場を越えて

先日、お客様のレセプションへ出席させていただいた時のお話をさせていただきます。
レセプションといえば、新しくお店を開店する前に、一般のお客様ではなく、知人、友人や関係各位をお招きし、開店できたことに対して、協力してくれた方々へ感謝の意を表す場であり、お店、提供される食事、サービス等を見てもらい、お店のアピールをする場でもあります。
また、ある意味では、実際の開店にあたり、出席した方を、一般のお客様にみたてて、現場で働くスタッフの最終訓練の場でもあります。

スタッフの方々は、グランドオープンに合せ、接客を身につけ、メニューを覚え、その内容を覚え、サービス方法を覚え、いろいろなことを覚え、何度も何度も練習を繰り返し、当日に臨みます。

そんな場に出席させていただき、サービスをしてくれている中、酒販店としての立場で幾つか気になることがありました。
木の枡にグラスを入れ、そこに赤ワインを注ぎ、グラスから溢れさせて提供するという演出でのこととそのサービスに関することです。
練習の中では分からず、実践してみて初めて分かることもあるかと思いますが、明らかに改善をした方が良いと思われることでした。

お得意先様に対してですので、伝えるべきか、否か、悩むところです。 ただ、相手様のご繁盛や成功を考えると、お得意先様であろうと、指摘の仕方にも、工夫は必要ですが、するべきだと思うのです。
こちらのオーナー様は、共存共栄の為、逆に、気がついたことは、どんどん言って下さいという方なので、きちんとお伝えしてきました。
逆に、良いと思うところも、すべてお伝えしました。

立場を越えて、相手の成長を考え、相手にとって厳しいことでも、きちんと指摘をする、素晴らしいと思うことは、それはそれできちんと伝える。
お互いの成長の為、そんな人間関係を沢山つくっていきたいものです。


ジェノスグループ株式会社
                                             営業本部 千葉支店長 齋藤 敏行

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