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2015年11月25日水曜日

判断力

ラグビーワールドカップで日本チームの活躍ぶりがマスコミ等で大々的に報道されました。
巷では俄かファンも含め大いに盛り上がりました。

今までにラグビーがこんなに脚光を浴びて騒がれたことなど在りませんでしたが
日本人の特性というかメディアが煽ると皆がそちらの方向になびいて行きます

先日、日本代表帰国記者会見でも、
エディー ジョーンズヘッドコーチの業績がクローズアップされましたが
彼曰く、これからの日本代表チームにとっては次のチャプターがとても大事だと語っています。

チームのメンバー、一人ひとりの多様性が発揮できる組織づくり
それを支える協会の体質の変革や環境づくりなどの課題を挙げています

彼は日本人の真面目さや忍耐強い性格がチームの強みと捉えて育成してきたそうですが
これからは其の特性に加えて個人の多様性をチームに活かす事や一人ひとりが自分で考え判断するプレーが大切だと言っています。

考えてみれば、今までの日本の社会環境や日本人の長所が個々人の主張を妨げて伸び伸びとしたプレーにブレーキを掛けてきたのかも知れません。

此れからの時代、同じ事が日本の企業活動や社会生活に於いても云えるのではないでしょうか
自分で判断する力を高めて自分で決断する領域を広げていく事が全ての日本人の課題では・・・

だとしたら企業が社員、(就活生)に求める能力の中で、一番大切な事かも知れません


ジェノスグループ株式会社
顧問 齋藤宏彰




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