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2015年11月17日火曜日

ワイン好きな社員

今回はグループ会社の中でもワインの直輸入専門集団 ジェノス・ワイン・マーチャントのメンバーについて書かせてもらいます。
現在6名の社員と2名のアルバイトがいますが、新人を除いて6名がワインの認定資格ワインアドバイザーを持っています。このアドバイザーの受験資格はお酒の販売勤務が3年以上であることが必須であるため、新人の2名は現在勉強中です。今年入社したS君はワイン売り場で日々特訓中です。やはり中心となるメンバーは皆ワインが好きで、それが嵩じて過去にフランスに単身で渡った人やワインだけにおさまらずチーズソムリエもあわせ持っている人、社会に出て以来一貫してワイン関連の仕事を歩んで現地ワイナリー勤務まで経験している人など、ワインが生活の一部となっているともいえる人達が集まっております。

メンバー全員もちろんワインに関してその種類は全般的に好きなのですが、特に好きな国や地域があるようです。ドイツワインに魅せられていたり、フランスのブルゴーニュに特別な思い入れがあったり、南イタリアをこよなく愛しているとかです。年齢や経験と共にその嗜好も変わるようで、私の場合などは、しばらくはイタリアのトスカーナが好きでしたが、だんだんと深くて繊細なピノノワールに代わり、今では軽めのソーヴィニヨンがいいなと感じています。
しかしながら好みと商売とは当然のこと別物でして、売りたいワインは別の観点となります。テイストはもちろん、デザイン、価格、生産者の様子、戦略的ポートフォリオなど条件面が様々に絡みます。
またワインの知識と実際の販売能力とは残念ながら必ずしも比例しません。知識があれば売れるわけではありません。車や服や宝石類などの販売と同じことだと思います。とはいえ扱っているのはワインです。ワインに対してある一定の思いがあった方が良いことに変わりはありません。ワインの造り手が長年わたって大切に生産しているようにこちら売り手側もじっくりと長年に渡って取り組んでいき、思い入れを醸成させていくようなものと考えます。このような我々の仲間となる若い方が一人でも多くいれば、日本における今後のワインの普及と共に嬉しいことと思います。

ジェノス・ワイン・マーチャント株式会社
代表取締役社長  島田 明彦

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