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2015年10月14日水曜日

決めたら結論が出るまで振り返らない

9月27日の朝日新聞に松井秀喜氏と国枝慎吾氏(車いすテニスプレーヤー)の対談が掲載されていました。
全体を通して興味深い内容でしたが、その中で松井氏が「試合中は起きたことは忘れる。終わってから、良いことも悪いことも思い出せばよい。」とコメント。
対して、国枝氏が「試合中は反省しない。とおっしゃったのはまさにその通り。先日、将棋の羽生名人とお話しする機会があった際、対局中にミスをしても絶対に反省してはいけない。反省した時点でダメになる。どんな分野でも同じなんだな。」と返答。 

試合中、就活中、プロジェクト遂行中は前だけを向いてできる最善を尽くすこと、これは本当に大事な考え方だと感じました。自戒。 

ちなみに、国枝選手の動きを支えている車いすは、1926年創業の自転車タイヤメーカーでアイ・アール・シー井上ゴム工業、この記事の下に会社広告があり、会社名を知りました。
優れた技術がありながら、決して前面に出ることがなく恐らくその会社の存在すら知らない方が多いと思います。私もそうです。国枝氏の強さ(フットワーク)を陰から支えるパートナーといえましょう。人の幸せに貢献できる仕事は素晴らしいですね。
私も、そういえる仕事人でありたいと強く思います。
これから就活に入る皆様もそういう仕事に巡り合えることを願っています。 

一昨日、旅先で中2の長男の釣りにつき合い、そのまま3時間後に迎えにくることを約束して別行動、(私は釣りをしません)。他の釣り人が並んでいる側と逆側に一人で竿を向けている様子を見て、なぜ皆と同じ側でしないのかと尋ねましたが、「こちらでやる。」と。
3時間後に、信念を貫いた彼に釣果があり、なるほどそういうことかと。参考になりました。


ジェノスグループ株式会社
営業本部 新事業開発部長 井上 詩朗

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