7月上旬。蝉がミーンミーンとかまびすしく鳴く日々になっても、1つも咲かない日が何日も続きました。やっとのことで、アッ咲いた!と喜んだら1個だけで、また数日は咲かない日が続くというパターンでした。
それが、あんなに暑い暑いという猛暑酷暑の日々から、急にちょっとこんなに秋風が吹きまくって、深夜には肌寒さも感じてしまう晩夏に、まったく期待していなかったのに、その朝はなんと!!!
8個も咲いていたのです。この鉢としては最高新記録です。
しかも自己ベストである2個を4倍も更新しました。
さて、すべてはこういうことです。
朝顔だけじゃありません。生きている物は、みんなこうなんです。
これを読んでくださっている殆ど全ての方々が、小学生の頃に朝顔を育てた経験があると思います。友達の鉢よりも芽が出るのが遅いと、非常にヤキモキして焦ったことがありました。双葉になった、本葉になった、弦(つる)が伸びた、つぼみができた・・・。
すべて、周囲の友達の鉢と比べて一喜一憂したと思います。
しかし、結局最後には、どの鉢にも立派な花が咲いたのです。
要は、早い遅いの違いであって、鉢として優劣は無かったのです。
これは、人材でも全く同じです。
たまたま、この時期に結果が出る人と、もう少し待てば出る人、そういう違いだけのことです。何ら焦る必要はありません。
果報は寝て待てと言って本当に寝てばかりでは果報は届きませんが、努力している限り、いつか開花します。
日本ジェノス株式会社
代表取締役 上野 善久
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